平凡な生活/生き方?
「(自分の)平凡な生活に疑問を感じる」「平凡な生活に嫌気がさしている」という人がいます。
「平凡な生き方はしたくない」と思いつつも、「自分には平凡な生き方しかできない」と思っている人もいます。
「平凡な生活/生き方」について考えてみることにします。
1.いろんな幸せな生き方がある
「平凡な生き方はしたくない」というのは、わかりますし、悪いことではありません。自分の考えをもって、その通りに生きられればいい(幸せな)のだと思います。
でも、平凡な生き方では幸せになれないと思い込んでしまうのはよくないと思います。また、平凡な生き方をしていると思う人をバカにするのもよくありません。
平凡な生き方でも幸せになれるし、ふつうの人がなかなかできない生き方でも幸せになれるのだと思います。
「○○もよし、□□もよし」と考えられたほうがいいでしょう。
その上で、自分が望む生き方を選択していけばいいのではないでしょうか。
幸せな生き方はいろいろあるのだと思います。
2.みんな違う人生、大して変わらない生活
「平凡な人生なんてない」と、私は思います。
人生はみんな違うのです。人それぞれに違うのです。
生まれも、育ちも、家庭環境も、学校も、仕事も、人との出会いも、・・・考え方も、価値観も、習慣も、・・・みんな違うのですから。
人の人生を「平凡」だなんて決めつけるのは、間違っていると思います。
一人ひとりの人間とそれぞれの人生をもっと尊重したほうがいいと思います。
人をバカにすることは、自分に返ってきます。「平凡な人生」などと決めつけるから、その言葉に自分が苦しむことになってしまうのではないでしょうか。
「人の生活はそんなに変わらない」と、私は思います。
朝起きて、朝ご飯を食べて、仕事をして、・・・晩ご飯を食べて、・・・、風呂に入って、寝る。
していることは大して変わらない、と私は思うのです。
「幸不幸は人によってずいぶん違う」と思います。
それは、その人の仕事や地位や財産などによるよりも、その人個人の心(幸せになる能力)による違いが大きいと思います。(外的要因で大きいと思われるのは、人間関係かもしれません)
平凡そうに思われる人でも、幸せに暮らせる人はたくさんいます。成功者や地位が高い人や金持ちでも、不幸な人はたくさんいます。
幸せならばいいのではないでしょうか。平凡とかは関係なく。
そういう私は、平凡そうな生き方はしていませんが、生活は至って地味で平凡かもしれません。でも、すごく幸せです。(好好)
3.やりたいことをやる生き方
「平凡な生き方はしたくない」「人と違った生き方をしたい」というような考えはわかりますが、まだ具体性がありません。「成功したい」「大金持ちになりたい」「ビッグになりたい」なども同様です。
「(人生の中で)○○をやりたい」と考えることが大切です。
そのやりたいことが、多くの人がやっていることであっても、少数の人しかやっていないことであっても、誰もやっていないことであってもいいのではないでしょうか。
自分がやりたいことをやっているのなら、それが平凡でも非凡でもいいということです。
「やりたいことを探すヒント」も参考になさってください。
やりたいことがいっぱいあって、その中から選択する際に、人がやっていることか、(あまり)やっていないことかを判断材料の一つにすることはありだと思います。
また、自分のやりたいことを探す時に、「人があまりやらないこと」をヒントに探すというのもありだと思います。
自分がやりたいことを、夢や目標にして生きている人は、「平凡な生き方はしたくない」などと考えなくてすむのではないでしょうか。
4.やりたいことをやる生活
「やりたいことをやる」というのが、いちばんわかりやすい幸せになる方法かもしれません。
自分がやりたいことを、一つでも二つでもやれて生活できていれば、幸せだろうし、「平凡な生活?」などと考えてしまうこともないでしょう。
「やりたいことをやれる」ように努力することも大切だと思います。
今自分にできるやりたいことを、とりあえず一つ見つけてやり始めればいいのです。同じように、一つ一つ、生活の中でのやりたいことを増やしていけばいいのです。
やりたいことが、1日に一つ、週に一つ、年に数回でもやれればいいのではないでしょうか。
「人生の中でやりたいこと」が一つでもやれていたり、「生きがいを感じられること」が一つでもあれば、幸せなのではないでしょうか。
自分がやりたいことが、平凡なことであっても非凡なことであっても、自分のやりたい気もちが強ければいいのです。
やりたいことを(少しでも)やれていると思える生活を心がけてみてはどうでしょうか。