悩みのヒント しっかりとした心構えをもつ

 ミスや失敗は、してしまったそのあとがいちばん大事なのです。
 一つのミスや失敗に対して、動揺してちゃんとした対応ができない、(叱られたりして)ふてくされてしまう、慎重になりすぎてしまう(作業効率が落ちる/なんでも上司にうかがいを立てる/必要なリスクを避ける/決断ができないなど)、いつまでも立ち直れない、自信をなくしてしまう、心身の調子を崩してしまう、会社を休んだり辞めてしまう、・・・。
 このようなことは、会社にとっても自分にとっても、そのミスや失敗以上の失敗ではないでしょうか。

 一つのミスや失敗を、挫折にしてしまうか、いい経験にできるかは自分しだいです。「(この失敗を)いい経験にしよう」というぐらいの心構えをもったほうがいいでしょう。そのほうが自分の気もちも立て直せます。そこで頑張れば、少なくとも多少は自分を強くでき、きっといい経験にすることができると思います。

 人からの評価も、ミスや失敗に対する評価よりも、その後の姿勢に対する評価のほうが決定的だと思います。なぜなら、ミスや失敗は誰にでもあることですが、その後の対応はその人の力だと判断されてしまうからです。
 逆に、ミスや失敗のあとの対応がしっかりしていると、客先から信頼を得られたり、上司から評価を得られたりすることがよくあります。
 ミスや失敗を、自分の評価を上げる「いい機会」と考えられれば、と思います。

 ミスや失敗をしてしまった時には、「今がいちばん大事」と考え、「いい経験にしよう」「いい機会だ」のように、しっかりとした心構えをもつことが肝心だと思うのです。



   

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