悩みのヒント 眠れぬ夜の過ごし方 / 不眠の悩み「眠れない」


 不眠を苦にしてしまうのは、夜、「眠らなきゃ」とあせって、「眠れない」とイライラしたりして、眠れぬ夜を過ごしてしまうからでしょう。
 そこで、「眠らなくてもいい」と考えて、それなりの過ごし方を工夫すればいいのではないでしょうか。

 まずは、床に就いた時に、「幸せな気分で眠りにつく」ように心がけることをおすすめします。
 その日にあったイヤなことを思い出したり、明日の心配をしているようでは、なかなか寝つけないのではないでしょうか。

 そのうちに、ふと「眠れない」と思った時には、「眠れなくてもいい」と考えましょう。
 その代わりに明日のために、心身を休めるように「寝たフリ」を30分以上しましょう。
 ちょっと休んだら、起きて読書などを30分ぐらい楽しむか、幸せを感じる時間を過ごしましょう。
 3つを適当に繰り返せばいいのです。(実際にはその中で、眠れてしまうことが多いと思います)

 朝が近づいた時には、幸せを感じる時間にしたほうが、身体を休められるし、気分よく朝を迎えられるのでいいでしょう。
 朝まで眠れなくても、「幸せをたくさん感じられたし、いい休息を十分にしたので、よかった」と思えるはずです。
 昼間眠くなったら、その時に工夫すれば、なんとかなるでしょう。
 次の夜には、ぐっすりと眠れるのではないでしょうか。



   

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