何にも興味をもてない
「何にも興味をもてない」という人がいます。
それでは、「やりたいことがわからない」「生活を愉しめない」「幸せになれない」というようなことにもなってしまうのではないでしょうか。
「何にも興味をもてない」ということを考えてみようと思います。
1.なぜ?
なぜ、「何にも興味をもてない」のでしょうか?
まず思うのは、心の明るさやパワーが足りないのではないか、ということです。
誰にでも、元気がでない時や、心が疲れた時があると思います。もしかしたら、心が傷ついているのかもしれません。
そういう時には、「何にも興味がもてない」こともあると思います。
でも、時がたてば元気になれる日が来ると思います。それまでの間にも、その時なりの幸せになる考え方(各リンクページ参照)はできるのではないでしょうか。
慢性的に「何にも興味をもてない」場合には、考え方に問題があるのかもしれません。
何でも「価値がない」と考えてしまうクセがある人は、興味をもちにくいと思います。
まず大事なのは、「素直に喜ぶ心(や幸せを感じる力)」ではないでしょうか。また、意識していいこと探し・いい所探しをしてみてはどうでしょうか。
一つの方法として、「ハオハオ」を使ってみることをおすすめします。(「ハオハオ」には、心を元気にするパワーもあると思います)
幸せを感じられることは、自分にとって価値があるのです。その中から興味をもてることを見いだせたら、と思います。
「幸せになりたい」のなら、「幸せになれたらいいな」という希望をもって(心を少し明るくして)、自分の幸せに興味をもって探してみてはいかがでしょうか。
2.「好き」というヒント
興味がもてることややりたいことを見つける大きなヒントが、「好き」ということです。
好きなものには興味がもてるのではないでしょうか。
好きな物があるのではないでしょうか。
好きな本、好きな映画、好きな音楽、好きな芸術、好きな食べ物、好きなグッズ、・・・。
そういう中に、興味をもてることが何かないでしょうか。
好きな事があるのではないでしょうか。
何をしている時が楽しい/おもしろい/心地よい/幸せでしょうか?
今までにやってよかったと思えることはないでしょうか?
これからやってみたいことは何かないでしょうか?
好きな事をやることに、興味がもてないでしょうか。
好きな人がいるのではないでしょうか。
自分のまわりの好きな人・気になる人、好きなアーティストやタレント、好きな・尊敬する(歴史上の)人物、・・・。
好きなもの(物/事/人)があれば、それに興味をもって、それと関わる時間と回数を増やしてみればいいのです。
好きなものへの関わり方を考え直してみるのもいいと思います。物は、つくる・売る・買う・楽しむなどの関わり方。事は、仕事としてか・趣味としてか、自分ひとりでやるか・誰かといっしょにやるか・人がやるのを見るか、などの関わり方。人との関わり方もいろいろとあると思います。
ちなみに、私の好きなものはこんなものです。
好きなもの/大切なものの掲示板には、花子さんが「将来の夢は別に特別になることや凄くなることじゃなく、『これが、私の歩んで来た道です』と言える物が欲しかった。ただそれだけの事だったのかもしれません」と書き込んでくださいました。
3.興味は深めていくもの
好奇心が旺盛な人でなければ、はじめからすごく興味があるというのは少ないと思います。
最初は、「おもしろそう」「なんか気になる」というような、ちょっと興味がある程度のことでも、それをやるうちに、それをよく知っていくうちに、それを愉しんでいくうちに、だんだん興味が湧いてくることが多いのではないでしょうか。
「知れば知るほど好きになる」ということがあると思います。
ちょっと興味があることを、とにかくやってみる、少しでも愉しめるように工夫してみる、ある程度愉しめるようになるまで続ける、ということが大事なのではないでしょうか。
その結果、興味がもてることもあるし、それほど興味がもてないこともあるのだと思います。
何もしなければ、本当に興味がもてることは見つからないのではないでしょうか。
何にも興味をもてない人は、愉しみ方がヘタ、その前に愉しもうと努力や工夫をしていないのかもしれません。
「興味は、自分の努力や工夫で、深めていくもの」と考えてみてはどうでしょうか。
4.自分を大切に
「何にも興味がない」と言ってしまって、興味がもてることややりたいことをそれ以上探そうとしないのは、自分を大切にしていないと思います。そのまま放っておくのでは、自分がかわいそうです。
「あきらめずに探し続ければ、きっといつか見つかる」と信じて、ちょっと力を抜いて、探し続けてあげたほうがいいと思います。
ここに書いたことや「やりたいこと」などが参考になれば、幸いです。