悩みのヒント 生きている実感がない


 「生きている実感がない」と悩む人がいます。
 人に相談したら、「生きている実感なんてない」「そんなこと考えなければいい」と言われるかもしれません。その通りかもしれないけれど、本人としては、それでは悩みは解消しないのではないでしょうか。
 「生きている実感がない」という悩みについて考えてみることにします。

1.生きている実感がない?
 「生きている実感」を感じるという人は、あまりいないのではないでしょうか。
 では、「生きている実感がない」とは、どういうことなのでしょうか?

 今の生活への満足感がないのかもしれません。それは、充実感がないということなのかもしれません。
 夢や希望がないのかもしれません。それは、(生きていく)自信がないのかもしれません。
 自分の存在価値がないと思っているのかもしれません。それは、人とのつながりが希薄なのかもしれません。

 確かに、「生きている実感がない」などと考えなければ問題はないのでしょうが、それを考えることで幸せに向かって歩きだすきっかけになれば、と思います。

2.満足感がない
 「生きている実感がない」という人は、自分の今の生活に満足感がないのかもしれません。
 それは、「生活を愉しめていない」からではないでしょうか。
 生活を愉しむ意識をもって努力すれば、それなりに生活を愉しむことはできるようになれると思います。

 「楽しいだけでいいのか?」という疑問をもつ人もいるでしょう。
 「楽しいこと」も幸せの一つだし、楽しいことはいいことだと思います。「楽しければいい」「楽しく生きよう」と考える人がいていいと思います。
 でも、「楽しい」以外にも幸福感はいろいろあります。
 うれしい感じ、やすらぎ感、様々な愛の感じ、充実感、達成感、様々な快感、安心感、生きがい感、・・・。
 私は、いろんな幸せを味わえたらいいな、と思います。いろんな幸せを感じながら幸せに暮らすことができるようになれば、「生きている実感がない」と悩むこともないのではないでしょうか。

3.望みがない
 「生きている実感がない」という人が求めているのは、「充実感」かもしれません。
 充実感を感じて生活できるようになるためには、目標をもって生きることをおすすめしたいと思います。

 「生きている実感がない」という人の中には、「いいことがない/いい出会いがない」という人もいるのではないかと思います。
 そういう人は、いいことやいい出会いを目標に行動をすればいいのではないでしょうか。

 「生きている実感がない」という人の中には、「平凡な生活や生き方に疑問」を感じている人もいると思います。
 そういう人は、自分のやりたいことを探しやりたいことをやれるように努力してみてはどうでしょうか。

 「生きている実感がない」という人の中には、「自信がない」という人も多いのではないでしょうか。
 「自信がないから」と言って、何もしないのは自分のためによくないでしょう。自信がなくてもやりたいことをやったほうがいいと思います。
 また、自信は目標をもって生きる中で育てていくのがいいのではないでしょうか。

 「生きている実感がない」という人は、自分の望みが弱いのかもしれません。
 まず希望をもつことが大切なのではないかと思います。

 「生きている実感がない」という人は、自分の存在価値がないと思っているのかもしれません。そのことについては、次回に書くことにします。

4.存在価値がない
 自分の存在価値については、以前に書きました。
 存在価値を感じやすいのは、何かを残すこと/自分を発揮できること/人や社会の役に立つことの三つではないかと思います。

 この三つのいずれかを実現する方法としては、前回に書いた「夢や目標をもって生きる」ことがあります。
 夢や目標の中で、何かを残したり、自分を発揮できたり、人や社会の役に立てることがいろいろあると思います。

 もう一つの自分の存在価値として、「自分の幸福感」を提案しました。
 また、「なんのために生きるのか?」の一つの答えとしても「幸せを感じるため」を提案しています。
 幸せを感じた時に、「生きててよかった。生きている甲斐がある。これからも幸せを感じるために生きていこう」のように考えることで、幸せを感じることを生きる価値や目的とすることができます。

 自分の存在価値を見いだせるもう一つの方法は、「人を愛すること」だと思います。
 自分の子供を残すことは、自分の存在の証しです。子供にとって親は無二の存在です。「子育て」の中にはたくさんの幸せもあり、その中には人を幸せにする幸せがあります。
 自分のまわりの人を幸せにすることは、自分を発揮できることです。
 人や社会の役に立つことは、広い意味で人を幸せにすることです。愛(人を幸せにすること)をまわりの人や多くの人に広げればいいのです。
 「生きている実感がない」という人は、自分のことを考えすぎているのかもしれません。「人を幸せにする」ことを一度、本気で考えてみてはどうかと思います。それが生きる実感につながるかもしれないのです。
 「人を幸せにする」ことについては、「愛について」の中に考えるヒントが見つかるのではないかと思います。

 と、いつもの「幸せを感じる」「夢をもって生きる」「人を幸せにする」の「幸せになる方法」の中の三つになってしまいました。でも、この三つは大きな幸せになる方法だと思うのです。

 本当は「存在価値のない人なんていない」のだと思います。
 みんな世界でただ一人だけの貴重な存在です。誰でも何かしら人の役に立っているのです。自分がいなくなったら、悲しむ人がきっといるはずです。
 少なくとも、自分にとって自分はいちばん大切な存在です。「生きている実感がない」などと落ち込んでいないで、「自分を大切にする」ことを考えてあげてほしいと思います。

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